車を買い替える

2025年2月5日

なんかいろんなトピックといろんな感情が入り混じったので記録しておく。

気持ち

いい肉号との別れ

これが一番大きい。

2014年に新車で購入したSUBARU レヴォーグだ。赤かった。
すごく赤かったから「生肉みたいだな」っていうことで「いい肉号」と名前をつけた。
ナンバーも11-29、いい肉だ。

名前をつけると心のなかに専用の名前空間ができて、記憶や感情がタグ付けられる。
また、名前がついていることでいい肉号はまるで生きているかのように感じられた。
というか、多分生きていたんだと思う。

初めての車、初めての相棒。
まだ結婚していなかった(同棲していた)から、ある意味で始めて家族に迎え入れた存在だった。
車中泊もしたし、家族が増えていく様をずっと見ていた。
安全運転支援機能で家族を守ってくれた。
一番パワフルな仲間だった。

いろんな登山に連れて行ってくれた。
燕岳、北岳、槍ヶ岳。
北海道に連れて行ってくれた。
山形秋田を経由して、仙台からフェリーで苫小牧。釧路に十勝に富良野に札幌小樽まで。フェリーで今度は新潟に、関越道で帰ってきた。
妻子以外もいろんな人を連れて行ってくれた。
今は亡き母方の祖母を乗せて運転できたのは大事な思い出だ。

義実家への帰省。
妻はまだ赤ん坊の長女を連れて新幹線で行き、俺とミルコといい肉号は三人で旅をしながら向かった。
桜を見て、寄り道をして、素敵な旅路だった。

迷惑そうな犬と一緒に

ありがとういい肉号。
安全と安心をありがとう。

新しい車が来る

嬉しい。
でも少しさみしい。

今度はミニバンだ。
2025年式の四代目アルファードだ。
できる限り威圧感の少ない色にした。

この色のアルファードを買う

大事にしたのは長女を乗せおろしするときに頭をぶつけないことと、ミルコの乗せ降ろしで大きな段差を作らないこと。
家族が幸せになれると思っているし、そうなってほしい。

一方で残念な思いもある。
個人的にはスポーティーな車が好きだ。そういう車を買えるのは20年後かもしれない。
俺はEV、特にBEVに未来を見ている。残念ながら2025年時点でミニバンEVでBEVというのは見当たらない。あるのかもしれないが候補には挙がらなかった。

それでも現代の最新自動車の装備は楽しみだ。
ナビはNW越しに更新されるし、リモート起動もできる。
駐車も自動だしオペレーターに目的地を入れてもらうことだってできる。

ワクワクしている。
名前はまだ考えている。
焼き肉号、デカ肉号などが案だ。
デカくて加熱した肉のような色だから。
もちろんナンバーの語呂合わせも加味して。

トピック

ローンを借りた

500万円くらい借りた。
UFJ銀行のネットDEマイカーローンというやつが借りる金額で金利が決まるし、普通に最安クラスなのでこれでいい。

ネットDEマイカーローンの説明
ネットDEマイカーローン
お借入金額お借入時
適用金利

さらに
住宅ローンご利用者さま特別金利
200万円以下年2.45%年2.25%
201万円~500万円年1.90%年1.70%
501万円以上年1.50%年1.30%

変動金利だけど当初金利が年1.50%は普通に安い。
以降金利がどうなっていくかは記録していきたい。

俺は「返せる借金はどんどんしろ」というポリシーで生きているので、こういう無担保低金利ローンは大好物である。
普通に年1.5%以上の利回りが出せれば勝ちなので、分のいい勝負だ。
ガンガン運用していきたい。

昔は借金は怖かったが、今はうまく付き合えていると思う。
概念上の存在に親しむスキルはソフトウェアエンジニアという仕事が養ってくれたと思う。

結局EVは買わなかった

アルファードはHVで、2025年にPHEVが出た。
PHEVのアルファードは4人乗りで1,065万円から。流石に無理があった。

俺はエネルギー業界の末席で働いていて、会社はEV充電をやっている。
俺自身もEV化はやっていきたいし、できればBEVがいい。
ソフトウェアが支配する世界では内燃機関より扱いやすい電動車だろう。

が、残念ながら今回はそのタイミングではなさそうだ。
コストもそうだし、そもそもミニバンくらいのサイズと重量では十分な容量のバッテリーを積むのが大変そう(電費・コスト・車内空間あたり)だ。
全固体電池が未来を切り開いてほしい。

犬をどうやって乗せるか

愛する犬は大型犬で、一般に足腰が弱い。
2025年の5月で4歳になるバーニーズマウンテンドッグはもう中年だ。
足腰のケアをして、健康寿命を伸ばしていかないとならない。

今は貨室に飛び乗っている犬も、ゆったり歩いて登れるようにしないといけない。
スライドステップをつけて段差を減らして、スライドドアから三列目に入ってもらうことにした。

三列目でどう過ごしてもらおう。
そのままだとシートがすべて毛まみれになることは明らか…というか通ってきた道だ。
ドライブボックスに入ってもらおう。

いろんな胡乱な商品が立ち並ぶペット用品界だが、大型犬用ドライブボックスは全然なかった。
あっても謎のはめ込み画像で存在しない犬が入った商品画像の怪しいものばかり。
なんとか探したCavoyoとやらのペットドライブシートを試してもらうことにした。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DK3CX5YP

実在の犬が乗っているっぽい商品画像

ずっとずっとゆっくりできる特等席であってほしい。

締め

大きな感謝と大きなワクワクを胸に過ごしている。

2025年の二人の姿

深堀 哲史 / TETSUSHI Fukabori

深堀哲史(TETSUSHI Fukabori) 1986年生まれ。 A Software Engineer. 写真撮影、コーヒー、登山、愛犬と遊ぶこと、家族が好き。